2019年6月14日 日本語教師会主催ICTセミナーのお知らせ

テーマ:日本語教師のための ICT

参加申込の締め切り日を、5月27日(月)まで延長しました。

日本語教師のためのICTセミナー申し込み終了のお知らせ
ICTセミナーに関心を持っていただき、誠にありがとうございました。
申し込みは5月27日をもちまして、終了させていただきました。
参加される皆さま、誠にありがとうございます。
今後ともAEJF主催の勉強会、研修会、セミナーへご参加いただきますようお願い致します。
ICTセミナー ビュフェ早苗

日 時:2019年6月14日(金)10時~17時 (教師会総会1時間含む)   
場 所:Institut d’Optique Graduate School オプチック大学院
    2, avenue Augustin Fresnel 91127 Palaiseau Cedex
   パリ市内から電車とバスで 約1時間。(RER-BまたはC Massy Palaiseau駅下車後 バスで12分)
   詳しい交通手段についての情報は、本頁下のPDF資料をご覧ください。


主 催 : フランス日本語教師会
 
講 師 : 山田智久先生(北海道大学准教授  高等教育推進機構 国際教育研究部)
ワークショップ:近藤裕美子先生(国際交流基金 パリ文化会館 日本語教育アドバイザー)
実践報告者 : 藤光由子先生(フランス日本語教師会会員、国際交流基金  ロンドン日本文化センター 日本語教育チーフアドバイザー)
    共同報告者(動画による報告):
  佃芳史春先生(「おかえり」プロジェクト主宰)
  アリーナ・ハリウリナ先生(ロシア カザン連邦大学日本語講師)
  真保知子先生(国際交流基金EPAインドネシア派遣日本語講師 日本大学大学院生)
 
講演・ワークショップ概要:

講演: 山田智久先生
 「社会変化と日本語教師の役割 
   ~これからの教師はテクノロジーとどのように付き合っていくべきか~」
第三次AIブームが到来している現在、あちこちでAI/ロボットが人間の仕事を奪うという記事を目にするようになりました。事実、電話オペレーターなどAIに取って変わられつつある職種も出てきています。では、日本語教育の現場はAIやテクノロジーの発達によりどのように変化していくのでしょうか?教師はどのような準備をしておくべきなのでしょうか?本講演では、社会変化と日本語教師の役割をテクノロジーの変化といった観点から概観します。その上で、これからの日本語教師はどのようにテクノロジーを活用していくべきかについて授業実践例を交えながらフランス日本語教師会のみなさまと一緒に考えていきたいと思います。

ワークショップ: 近藤裕美子先生
「教育実践の可能性を広げる「ICT活用体験」ワークショップ」
テクノロジーの発展は学習環境を変えました。それに伴い、学習者が多様化し、教育現場の状況も複雑になってきています。一方、ICT(情報通信技術 Information Communication Technology、フランス語ではTCI:Technologies de l’information et de la communication)のおかげで、これまではなかった授業活動等の新しい試みが可能となり、教育実践にさらなる広がり生まれています。
みなさんは、以下のどれでしょうか。

(A) ICTをよく活用している。
(B) ICTに関心はあるが、あまり活用していない。
(C) ICTに関心がない。
(D) その他

ICTを活用した様々な教育実践が行われはじめていますが、参加者お一人お一人が置かれている現場の状況やICTとの付き合い方は様々だと思います。
本セッションでは、ICTを活用したワークを体験しながら、ご自身の中でICTとどう向き合っていくかを整理していただく時間にしたいと思っています。他の参加者の方と一緒に「道具」を使いながら、ご自身の現場で「道具」をどう使っていくかを考えてみる(振り返ってみる)きっかけづくりを目指したいと思います。
詳しい説明について、参加をされる方々に事前に短い動画の形でお伝えします。また簡単にできる事前課題(5分程度)もありますが、そちらも動画にてお知らせします。
ICTの教育実践での活用の可能性を考えたい方、ご参加をお待ちしております。

共同実践報告:藤光由子先生(報告代表者)
 「ICT が拓く新しい学びの体験・学びの場の運営」
 動画による共同報告者:
  佃 芳史春先生(「おかえり」プロジェクト主宰)
  アリーナ・ハリウリナ先生(ロシア カザン連邦大学日本語講師)
  真保 知子先生(国際交流基金EPAインドネシア派遣日本語講師 日本大学大学院生)

本共同発表では、グローバルな「つながり」によって出会った4名が、ICT を活用して実現した個々の ユニークな実践について、それぞれの言葉で語ります。立場やフィールドの違いはありますが、どの実 践でも新しい「つながり」が生まれ、それまで経験したことのない学びの場が創られました。学びの場 を運営していくプロセスで、オンライン上のツールが重要な役割を果たしていることも共通しています。
藤光は、研修デザインの視点から、Slack のワークスペースの活用や、Zoom によるオンライン勉強会 を組み合わせ、共同的な学びの場を運営した実践について報告します。真保とハリウリナは、ロシア国 内の複数の大学(ウラル連邦大学、リャザン国立大学、クバン国立大学、極東連邦大学、カザン連邦大 学)の学習者をつなぐ実践(「ロシア各地の天気予報プロジェクト-カザンワクワク天気予報-」)、佃 とハリウリナは、ロシアと日本をつなぐ生涯学習の実践(「おかえり」プロジェクト)について紹介します。
私たちの実践は、特別な機材も新しい教材も必要ではありませんし、費用もかかりません。リソース は、私たちの「つながり」でした。みなさんも既に持っていらっしゃる国や地域を超えた「つながり」 を ICT でさらに活性化させ、学び合いの場を広げていきませんか。

プログラム・タイムテーブルPDFファイルをごらんください。

プログラムと概要 (278.1 KiB)


使用言語 : 日本語

お申し込み締切日5月14日(火) →5月27日(月)に延長しました。
  

参加申し込み

お申し込みはこちらのフォームよりお願いします。
 申し込みフォーム 

参加費 :
 
会員(2019年会費を納入済みの方)無料
非会員の方 10€(学生非会員の方は半額。当日学生証をご提示ください)

お弁当
希望者のみ・予約先払い制(会員・非会員とも)
 ・鶏照り焼き弁当10.50€
 ・ベジタリアン弁当10.50€
 ・塩鮭弁当12 €

お支払方法:
銀行振込かペイパルでお支払いください。(手数料はご負担いただいております)
 こちらをクリック 

お申し込みをされた方は5月14日までにお支払いをお済ませください。
ご入金が確認できた方より正式なお申し込みとさせていただきます。 

  
会場までのアクセス・ホテル情報こちらのPDFファイルをご覧ください。

アクセス情報と宿泊情報 (748.3 KiB)



その他、お問い合わせ・ご質問などお気軽にご連絡ください。

セミナー実行委員長 ビュフェ早苗
お問い合わせ先:aejfseminaire2019★gmail.com(
★を@マークにして下さい)

6月に皆様とお会いできますこと、心より楽しみにしております。