第12回フランス日本語教育シンポジウムプログラム
主催:フランス日本語教師会
共催:Michel de Montaigne Bordeaux III (CLLE-ERSSàB UMR CNRS 5263)
援助:国際交流基金・パリ日本文化会館
後援:在フランス日本大使館、フランス国民教育省および高等教育研究省
日程:2011年 5月13日(金)10時 ~ 18時 5月14日(土) 9時 ~ 17時45分
会場: Michel de Montaigne Bordeaux III Amphi 700
Domaine universitaire 33607 Pessac Cedex, France
http://www.u-bordeaux3.fr/
会場となる大学周辺の地図はから、大学キャンパス内の地図はからダウンロードください。
参加者:フランス・ヨーロッパ及びその他の地域で日本語教育に携わる教師、日本語教育関係者
使用言語:日本語、フランス語
主要テーマ:「音声コミュニケーションと日本語教育」
プログラム: 5月13日(金)
受付 09:00-10:00
開会式 10:00-10:30 (会場:Amphi 700)
開会の辞 ボルドー第3大学学長 Patrice Brun
フランス国民教育省・フランス高等教育研究省国際交流協力局長Sonia DUBOURG-LAVROFFからの手紙代読
挨拶 : 在フランス日本国大使館 広報文化部一等書記官 小幡泰弘
国際交流基金・パリ日本文化会館 館長 竹内佐和子
フランス日本教師会 会長 東伴子
基調講演 定延利之 (神戸大学教授) 10:30-11:30 (会場:Amphi 700)
「状況に基づく日本語話しことばの文法」
11:30-11:40 実行委員紹介、委員よりの連絡
11:40-13:30 昼休み
発表 *(注) 13:40-14:40
セッションA ポップカルチャー(会場: Amphi Renouard)
司会:川上ゆか
13:40-14:10
A1 熊野七絵 (国際交流基金マドリード日本文化センター)
「アニメ・マンガの日本語~キャラクター表現の特徴をめぐって~」
14:10-14:40
A2 朽方修一(ドイツ・テュービンゲン大学大学院)
「キャラ語尾「ってばよ」についての考察」
セッションB シラバス・評価 (会場: Amphi Cirot)
司会:高橋希実
13:40-14:10
B1 竹内理恵・山内薫 (シャルル・ド・ゴール リール第三大学)
「つながり」を重視した、新たなる日本語教育カリキュラムの試み」
14:10-14:40
B2 山田ボヒネック頼子 (ベルリン自由大学日本学科) 萩原幸司 (フランス国立社会科学高等研究院博士課程) 高木三知子 (ICHECブリュッセル商科大学) 他7名
「OJAE(Oral Japanese Assessment Europe)テスト・評価の実際 —学習・教授・評価活動 の統合へ向けて—」
14:40-15:10コーヒーブレーク
発表15:10-17:10
セッションA コミュニケーション (会場: Amphi Renouard)
司会:竹内泰子
15:10-15:40
A3 川上ゆか (デイドロ・パリ第七大学)
「発話と直示的ジェスチャー~人差し指の行方~」
15:40-16:10
A4 東伴子 (グルノーブル大学 /LIDILEM)
「相互行為における「私」と「あなた」を示す語の明示化と回避 ‐自然なコミュニケーション能力の指導に向けて」
16:10-16:40コーヒーブレーク
16:40-17:10
A5 李吉鎔(韓国中央大学) 任栄哲(韓国中央大学) 李在聖(韓国中央大学)
「日本語のコミュニケーション・ストラテジー研究の論点」
17:10-17:40
A6 吉田 睦(筑波大学博士課程人文社会科学研究科/日本学術振興会特別研究員)
「多様化する日本語学習者のコミュニケーション場面とその可能性」
セッションB 文法・対照研究 (会場: Amphi Cirot)
司会:ジャン・バザンテ
15:10-15:40
B3 秋廣尚恵(プロヴァンス大学) 中村弥生(フランス国立情報学自動制御研究所)
「会話コーパスを基盤とする日仏語対照研究‐直接目的語の「省略」をめぐって‐」
15:40-16:10
B4 木島愛(ENSMM、フランシュコンテ大学博士課程)
「視覚動詞の対照研究 ―「見える」と「見られる」,voirとpouvoir voirを例に―」
懇親会(会場 Grand salon du cercle de l’automobile club du sud ouest、8 place des Quinconces, 33000 Bordeaux )19:30-
プログラム: 5月14日(土)
開場 8:30
講演 牧野成一 (プリンストン大学教授) (会場: Amphi Renouard)
「翻訳で何が失われるか。-認知の問題を中心に」 9:00-10:00
10:00-10:30 コーヒーブレーク
発表 10:30-11:30
セッションA 実践報告1 (会場: Amphi Renouard)
司会:内田陽子
10:30-11:00
A7 神山剛樹 (デイドロ・パリ第七大学)
「日本語専門課程における韻律教育:何を扱うか」
11:00-11:30
A8 里見文・千葉絵里子 (デイドロ・パリ第七大学)
「気付きに焦点を当てた終助詞習得についての一試案 ―初級後半学習者を対象にした会 話クラス―」
セッションB TICE関連 (会場: Amphi Cirot)
司会:鬼頭夕佳
10:30-11:00
B5 蟻末淳(ケニア国立ケニヤッタ大学)
「e-learning速読トレーニングの試み」
11:00-11:30
B6 ジャン・バザンテ(オルレアン大学 / ボルドー第3大学)
「IT時代における漢字教育の課題と展望」
11:30-13:30 昼休み
13:30-15:00 ワークショップ (会場:J004教室):
中島透氏(国際交流基金/パリ日本文化会館日本語アドバイザー)
「授業に取り入れたい!異文化コミュニケーションのための共感ロールプレイ」
15:00-15:30 コーヒーブレーク
発表 15:30-16:30
セッションA 実践報告2 (会場:Amphi Renouard)
司会:牛山和子
15:30-16:00
A9 鈴木裕子(マドリード・コンプルテンセ大学付属現代言語センター)
「日本語多読」授業の実践報告
16:00-16:30
A10 櫻井直子(ルーヴァン・カトリック大学)
「認知的側面からの「電車男」読解授業」
セッションB 文法 (会場: Amphi Cirot)
司会:竹内理恵
15:30-16:00
B7 山崎智子(Institut Japonais)
「文法項目としての一語文の有効性 ━ 特に形容詞一語文 ━」
16:00-16:30
B8 池田諭 (Université de Paris-Est, Lycée Jules Ferry)
「現代日本語に於ける「もう」の音調変化と意味用法について」
16:30-16:45 閉会式 (会場: Amphi Renouard)
16:45-17:45 フランス日本語教師会総会 (会場: Amphi Renouard)
* (注) 各発表 発表20分、質疑応答10分