かな文字学習アプリ Kana-é

appli-kana-e

Kana-é は、フランス語を母語とする学習者向けのかな学習アプリです。
ひらがなとカタカナをフランス語の言葉に組み合わせた絵カードで構成されています。
動画やクイズで、楽しみながら文字を覚えることができます。

Get it on Google Play ・ひらがな・カタカナ一覧表ひらがな・カタカナそれぞれの文字の書き方動画(絵のバージョンと普通の文字のバージョン)
・フラッシュカード
・ローマ字 ⇔ かな文字の変換クイズ
・聞き取りクイズ
・書く練習


プロジェクトの歩み:
かなプロジェクトは、2016年の日本語教師会ナント研修会で行われた山田ボヒネック頼子先生の日本語学習かなカードづくりに参加し共鳴しあった4名の有志により立ち上げられたプロジェクトです。2017年に始動したこの参加型プロジェクトは、アイデア集め(第1期)、試用版の公開とフィードバック(第2期)、教材化(第3期)から構成されています(詳しくはこちらから)。フランス語を母語とする学習者の声を反映させたいという想いから、プロジェクトメンバーが各々の勤務校で参加型かなワークショップを開き、そのときに集められたかなカードが多く採用されています。こうして、多くの参加者との協同作業の結果として、2020年にはひらがなとカタカナの絵カードを無償で一般公開することができました。

また、2021年のシンポジウムではかなカード作成や公開後のユーザーからのフィードバックを分析し、共同発表を行い、そのつどかなカードを使いやすくするために、ユーザーの声を反映させてきました。その後、プロジェクトチームは、絵のデジタル化ならびにアプリケーション作成を進め、2022年9月より、PDFのリニューアル版を公開しています。そして発足から6年後、かな学習を楽しくさせたいという想いに共鳴してくださった日本語学習者がアプリケーションの作成に従事してくださり、2023年にはアプリケーションKana-éの公開へと進化を遂げることができました。かなカードプロジェクトはいまもユーザーとともに歩み続けています。

謝辞:
かなプロジェクトは、会員・非会員を問わず、多くの方のご協力があって完成しました。絵カードのアイデアの多くは、フランス語を母語とする日本語学習者の声から生まれたものです。その声を届けてくださった先生方、モニターとして参加してくださった会員、専門家として、あるいは研究者としての知見からプロジェクトを支えてくださった方々、そして貴重なご意見・ご提案をくださったすべての皆様に、心よりお礼申し上げます。


プロジェクト助成:
国際交流基金(パリ日本文化会館)2019年
フランス日本語教師会2022年度日本語教育関連活動への助成金

プライバシーポリシー  (英語)

アプリ製作:ピエール・ボデ(エコールセントラルナント)
イラスト:みなとみき
:岩田佑紀

プロジェクト監修:
山田ボヒネック頼子先生(元ベルリン自由大学日本学科准教授、現ヨーロッパ日本語教育学研究所代表)

かなプロジェクトメンバー:

中尾雪絵(ナント大学)
石川元子(ミンヌ・ナンシー)
岩下曜子(リール大学)
北井千鶴(コンピエーニュ工科大学)

ご意見・ご感想などございましたら、ご連絡ください(●を@マークに変換してください)。
kana.projet ● gmail.com