フランス日本語教育シンポジウム (ヨーロッパ日本語教師会共催)2004年リヨン

フランス日本語教育シンポジウム プロシーディングウェブ版

第6回 フランス日本語教育シンポジウム
(ヨーロッパ日本語教師会共催)
2004年 リヨン

[注] ヨーロッパ教師会発行『ヨーロッパ日本語教育No.9』に収録(非公開)

講演

  • 砂川 有里子 筑波大学教授
      基調講演「談話と文法の接点 ― 談話の中での文の機能」
  • 畑佐 一味 パデュー大学教授
    「『書き』に関する研究2題
        -学習者の漢字の書字行動と筆順に関する実証的研究と提案
        -日本語のキーボードインプットに関する研究 」
  • 東 伴子 グルノーブル第三大学助教授
    「『現場』から『理論』への日本語教育―日仏『配慮表現』のずれをめぐる問題を考える 」

ワークショップ

  • 戸田 貴子  早稲田大学
    「欧州の日本語学習者を対象とした音声教育」
  • 川村よし子 東京国際大学
    「インターネットを活用したプロジェクトワーク型授業」
  • 斎藤伸子、Gehrtz 三隅友子、梅田康子
    「自律的な学習を支援する活動」

パネル・ディスカッション

  • パネリスト:マダドナーめぐみ、白石実、佐藤紀子、中島晶子、ファックス清水美千代
    モデレーター:田中和美、島守玲子
    「共有の場としての『教師会』に何ができるか」

発表・報告

  • 山元淑乃 (ラトビア大学)
    「E-beam を利用した日本語授業」
  • MIKHAILOVA Yulia(ミハイロヴァ ユーリア)(早稲田大学)
    「日・英・独・露語の『ほめ / compliment 』表現における普遍性」
  • 斎藤眞美(国際交流基金ブタパスト事務所)
    「クラスルーム・インターアクションのミクロ分析とそのフィードバックの可能性」
  • 昇地 崇明(グルノーブル第三大学)
    「フランス語母語話者はどのように日本語を聞くのか ― 日本語の韻律態度に注目して ―」
  • 佐藤 紀子、セーカーチ・アンナ(ブダベスト商科大学)
    「ハンガリーの日常生活への日本語の普及 ― 観光業従事者の日本語力とハンガリー語に入った外来語としての日本語 ―」
  • 畠山 理恵(元 ソフィア大学客員講師)
    「学習者を巻き込んだ教室運営一試案 ― 学習者主体の教室とは?」
  • AJE-CEF プロジェクト委員会
    「ヨーロッパ言語教育における共通枠組み (CEF) の浸透」
  • 小野 芳子(プラチスバラ大学、他)
    「* 私はドイツ人とフランス人です ― 名詞並列の問題とハ&ガの問題」
  • 崔 廷珉(チェ・ジョンミン)(早稲田大学)
    「漢字指導の新しい試み ― 指導の最適化に向けての漢字認知研究」
  • 高橋 清彦(ヤルヴェオッッア高校)
    「欧州日本語OPI 研究会の歩みと展望」
  • 光信 仁美(関西外国語大学)
    「受動文のタイプと連用用法の関係について」
  • 山崎 恵(姫路獨協大学)
    「日本語学習者の作文に見られる変化表現『なる』の誤用―フランスでのデータをもとに」
  • 山本雅子(愛知大学)
    「テンス・アスペクト形式と<場>-タ形式の認知的意味」
  • 三上京子(朝日カルチャーセンター)
    「初級から教えるオノマトペ-基本オノマトペの選定とその教材開発に向けて」
  • 宇佐美 洋(国立国語研究所) 
    「フランス語母語話者の日本語作文における『意図不明表現』―執筆者本人による母語訳との対照からわかることー」
  • 小林玲子(カタ-ニャ大学)
    「会話における『やはり|やっぱり』の機能-文末のモダリティー表現との共起関係を中心に」
  • カタリーナ・リエクスティニャ(早稲田大学)
    「日本語学習者のための初級・中級レベルにおける格助詞「ニ」と「デ」の解説教材―認知的な手法をもとに」
  • ジロ岩内佳代子(パリ第七大学)
    「フランス人学習者の作文に見られる敬語の誤用分析」
  • 百済正和(カーディフ大学)
    「カーディフ大学初級作文クラスにおけるディクトグロス(Dictogloss)の試み」
  • 杉山純子(土日基金文化センター)
    「『話す力』を測るアチーブメントテストについての一考察」
  • 新屋映子(桜美林大学)
    「日本語学習者の接続表現について」
  • オゼルハン 智代(ビリギ大学)
    「文字学習におけるポートフォリオの役割―学習者による学習課程の自己評価」
  • 川本健二(チャナッカレ オンセキズマルト大学)
    「テレビコマーシャルの特徴を活かした授業の進め方―初級での使用法提案と考察-」
  • 川口義一(早稲田大学)
    「中級会話練習の落とし穴―談話記述の精緻化に向けて」

最終更新日 : 2014/09/14