フランス日本語教師会11月勉強会のお知らせ
テーマ: 「私たちは何を指針に授業を組み立てているのか ~教師のビリーフからの振り返り~」
日 時: 2021年11月6日(土) フランス時間10時〜12時
場 所:ZOOM配信
講 師 :山田智久先生(西南学院大学)
使用言語:日本語
対 象:会員限定
参加費:無料
申し込み締切:2021年10月29日(金)
申し込み先:https://forms.gle/ohkaydCL4DZamTdt6
コンタクト : bureau@aejf.asso.fr
ZOOMのルームURL等は、前日にご案内いたします。
概要:
みなさんがもしも「まったく教えたことがない科目」を担当するとなったとき、まず何をしますか。質問を変えましょうか。もしも来月から「料理と日本語教育」という90分、15回の授業を担当してくださいと言われたらどうしますか。この仮定に対し、インターネットで調べる方もいれば、自身の得意料理を紙に書き出す方もいるでしょう。対象者について詳しく教えてくださいと追加質問をする方もいるかもしれません。
私たち教師は、授業に臨む際にたくさんの意思決定を行っていますが、この意思決定を支えているものが「ビリーフ」です。人間のあらゆる行動がビリーフによって支えられていることから、授業もまたビリーフによって構築されています。したがって、自分自身がどのようなビリーフを保持しているのかを知ることは、授業を客観的に眺める一つの手法となりえます。
今回の勉強会では、1)自分のビリーフについて知り、2)他者との比較を通じて、3)今の自分は何に重きを置いているのか、について明らかにしていきたいと思います。この過程で、ビリーフとその変化についても概観していきます。